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久留米限定バトル(KLB) オフィシャルサイト TOP  >  2019年08月19日
月別アーカイブ  [ 2019年08月 ] 

産卵・採卵の一考察3

いよいよ最終日!

3日間、訪問していただきありがとうございます



なんで「卵採り」するの?


S氏とA氏は2017年シーズンから取り組んでいた


私は「何か面倒くさいなぁ~」と今まで通りの「幼虫採り」マットプリカ管理方法!

しかし、羽化結果は目標の85upは2頭出たものの満足できる結果には程遠く・・・・・


何かを変えなければいけないと思い「卵採り」に挑戦!



雑菌を噛まない!?

暴れない!?

羽化率、完品率が上がる!?


本当かなぁ~???



昨年、今年とやってみての感想は・・・・・・

面倒くせ~! 一手間も二手間も掛かるよ!!

 ・仕事から帰宅して毎晩、孵化チェック&データ記録
 ・孵化した幼虫の菌糸プリカ投入&データ記録、ラベル貼り
  ※120菌糸プリカ製作(今年は280個製作)
  ※スペース確保が大変(卵管理スペース、孵化幼虫プリカスペース、菌糸プリカスペース)

これを4/30~5/29まで1か月毎晩欠かさず実施


でも良い事も、新たな発見もありましたよ!!

 ・無精卵、有精卵、幼虫数の把握がしやすい(リカバリーが早くできる)
 ・卵の色、形状、孵化幼虫の良し悪しが確認できる(大きさや元気さなど)

卵が大きなラインや孵化幼虫が大きなラインが存在しましたからねぇ~

昨年、今年と孵化しない卵は数卵、菌糸プリカで★になった幼虫も数頭と非常に成績が良かったです





じゃぁ~!肝心の羽化結果は!??


 kurumedata.jpg

2018年シーズン「久留米」は1ライン

実験的に「幼虫採り」「卵採り」をして経過、結果を比較

No1~No9まで「幼虫採り」、No10~No15までが「卵採り」

如何せん、頭数が少な過ぎる上、♂がたった2頭と話にならない
尚且つ2♂共「卵採り」から・・・・・(涙)

★やB品は全て「幼虫採り」から、暴れの多くも「幼虫採り」から


「能勢」は9ライン

ほぼ卵採りでの幼虫

羽化結果だけを見れば、881を筆頭に85up14頭

昨季の2頭から比べると飛躍的に良くなりましたが・・・・・・・・


卵採りが良かったのか最終ボトルの管理が例年より上手くいったのか???



ハッキリ言って良く解りません!??





3人の仲間たちはどうだったのでしょうか!?


(Y氏)

「卵採りの良い点」
 ・孵化後、マットの雑菌を食わすことなく、菌糸ビン投入ができる
 ・卵から孵化するまでの様子(タイミング)が解る

「卵採りの悪い点」
 ・マット孵化より管理が難しい
 ・温度、湿度の管理についてもマット孵化よりシビア

「2018年シーズン結果・考察」
 ・菌糸交換のタイミングの悪さから大型羽化結果には結びついていない
 ・久留米最大:85.3mm、YG最大:87.1mmB
 ・試行錯誤が必要な上、卵採りよりも菌糸ビンの温度・湿度管理についてもっと考えないといけない


(S氏)

「良い点」
 ・幼虫が産卵木の雑菌を噛まないで済む
 ・ライン飼育予定数がコントロールできる(2週間割出結果から再セット期間が調整しやすい
 ・卵の色、形状、固さで状態の良し悪しが確認できる(楕円形などの卵は孵化しない)
 ・孵化するまでの時間でラインによる成長速度の違いを観察できる
 ・孵化した幼虫の良し悪しを選別できる(偶に発生する未熟児を投入しないで済む)
 ・孵化した幼虫が雑菌を多少噛んでも菌糸プリカ投入で雑菌抜きができる
 ・初令からの菌糸慣れにより、菌糸ボトル投入で★になることを軽減できる
「悪い点」
 ・産みたてで小さく弱い卵は潰してしまうことがある
 ・割り出し時に卵に傷をつけてダメにすることがある
 ・水分調整や交換など手間がかかる
 ・温度帯とスペース確保が必要
 ・孵化後の放置期間を長くできないので定期的な観察が必要で手間がかかる
 ・初令で投入することから★になる危険性が高くなる

「2018年シーズンの結果・考察」
 ・粘菌対策として全工程(ペアリング~菌糸ボトル投入)でマットを使用しないことで
  羽化率向上を目指した
 ・水道水使用によるティッシュ管理を行ったことから若干の青色トリコを発生させてしまった
   (但し、青色トリコはあまり羽化状況には影響がないようである)
 ・雑菌対策として2本目~3本目での黒っぽい粘菌が発生しなかった事から17年と比較して
  羽化率は大きく向上したが、3本目で暴れが発生したラインがあり菌糸の影響か雑菌対策不十分
  かは不明である
 ・雑菌対策として卵採り保管方法で色々試行錯誤しているが、それ以上に菌糸を劣化させない管理方法
  が必要である事も重要である

(A氏)

「良い点」
 ・飼育予定数がコントロールできる
 ・雑菌を取り込む前に菌糸投入ができる
 ・孵化する様子を観察でき楽しめる
 ・卵の大きさ、艶などライン別に確認できる
 ・孵化した幼虫の様子を観察できる(小さい、弱々しいなどは印をつける)

「悪い点」
 ・一手間掛かる
 ・毎日孵化チェック、水分調整や腐敗確認、交換が必要
 ・菌糸プリカ費用とスペース確保
 ・頭数を採る場合の材の追加投入が必要
 ・ど初令で投入するので菌糸に巻かれて★になる場合がある

「2018年シーズンの結果・考察」
 ・2017年はラインにより
  A:卵採り→菌糸プリカ→1本目菌糸ボトル
  B:幼虫採り→マットプリカ→1本目菌糸ボトル
  の2パターンで飼育したが、87mm以上の個体はAパターンの方が多く羽化した
  また、雑菌を噛むと良く言われるが、Aパターンの方が暴れも少なかった(偶然?)
 ・2018年は全てのラインで
  卵採り→菌糸プリカ→1本目菌糸ボトルで飼育した
  各ラインで暴れが出た上、羽化後、2週間後、3週間後に★個体も出た
 ・雑菌対策としての卵採りも必要だが、それ以上に菌糸の選択とその菌糸を劣化させない飼育が重要
  だと感じた
 ・孵化した幼虫は自分の卵の殻を食べますが、食べる前に投入した幼虫もたくさん居た。この辺りが
  免疫力やその後の成長にどう影響しているかは不明であり、まだまだ試行錯誤してブリードを楽しむ
  のが1番かと考えます










 皆さん、如何だったでしょうか!?


 今はブリード情報が溢れていますね!

 色々な情報に振り回されることなく、惑わされることなく

 色々と試行錯誤してこそブリードの醍醐味!

 自分なりの仮説と実行、検証、考察が楽しい!!


 『エンジョイ!オオクワブリード!!』



 記事のために協力してくれたyymaverick氏、SHIGE氏、アトム氏に感謝します


 そして、3日間、拙く面白みのない文章にお付き合い下さったブリーダーの皆様に深く感謝いたします

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[ 2019/08/19 00:00 ] KLB 2018 | TB(-) | CM(0)
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